MLBのア?リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれたエンゼルス大谷翔平投手(27)について、日本相撲協會の八角理事長(元橫綱北勝海)が「野球のことは何とも言えないけど、頑張ってほしいですね」と、お祝いの言葉を述べた。

受賞については「驚きというより何日も前から(MVPを)取るって(メディアで)言われていたから(MVPを)取るんだなと(思っていた)」と特別な驚きはない様子だった。

八角理事長は広報部長時代の12年6月、人気球団の運営を學ぶためにヤンキースの本拠地ヤンキースタジアムを視察。休場はもちろん戦略室などオフィスも見學して「伝統を守りながら時代に対応している。もっとファンサービスの精神を見習わなければいけない。協會に持ち帰って行動に移したい」と刺激を受けていた。

大谷の活躍については言及しなかったが、MLBの中継は「朝稽古が終わったぐらいの時間に(ちょうど中継が)あるから、いつもストレッチしながら(見ている)」とテレビ畫面で目にはしていたようだ。そのMLBは「夢があるよね。花火が上がったり華々しいよね」と話しながらも、協會トップとしての言葉も忘れなかった。「前にも言ったけど、相撲も(國技館に)入ったら江戸時代のような(雰囲気で)ね。相撲も伝統文化ですから。行司、呼び出し、床山…。みんながいての大相撲だからね。力士たちは胸を張っていい相撲を、どんどん取ってほしい」。江戸時代から脈々と受け継がれる、伝統文化の誇りを強調していた。